イベント日時
カテゴリー
出演者
BODY/HEAD(Kim Gordon and Bill Nace)
Jim O'Rourke
会場
“Scaffold”は実験心を豊かに持ちながらも、ありのままであることを大切にした表現を紹介するイベントです。
ライブハウスが持つ、ラフでフレッシュな空気と合わせて、自由に表現を楽しむ場になることを目指しています。
Body/Head /文:ジェス・スコルニック
創造的な魔法は、スタジオやリハーサルスペースだけで生まれるものではない。その多くは、楽器と向き合う一人きりの時間――身体と器材、そして電子機器がどのように融合するかを学ぶ過程――や、日常生活の中で無意識のうちに起こるプロセス――外界の環境音を拾い上げたり、他者の作品を聴いたり、友人とアイデアについて語り合ったりすること――から生まれるものだ。キム・ゴードンとビル・ネイスが共にする時間はライブパフォーマンスやレコーディングが主なものであるため、彼らはあらゆるタイミングに、その魔法のすべてを注ぎ込まなければならない。幸いなことに、この二人は大変に名高い実験的な魔術師だ。
2013年にBody/Headとしてリリースされた彼らのデビューアルバム『Coming Apart』は、ロック色の強い作品だった――重厚で、感情的で、カタルシスに満ち、黒と灰色の色調を帯びた呪術のような作品だった。『The Switch』は彼らの2枚目のスタジオ・フルアルバムであり、この作品ではデュオがより繊細な音色を用い、アイデアとアイデンティティを洗練させている。その一部はライブでスケッチされたものだが(もしまだ彼らの自然な環境での演奏を目にする幸運に恵まれていないなら、2016年の即興演奏を収めたドキュメント作品『No Waves』をぜひ聴いてほしい)、その多くは純粋にその瞬間に生まれたものだ。『Coming Apart』と同じスタジオ、同じプロデューサーと共に制作された本作で、Body/Headは表現の幅を広げ、震えるようなドローン、不協和音の掛け合い、ゴードンの加工されたボーカル、そして擦れるような不気味なテクスチャーを織り交ぜ、繊細でありながらも危険な印象を与える広々とした楽曲を作り上げている。個別の楽曲というよりは、テーマごとの楽章に分かれた一つの作曲作品であり、制作に関わった全員と同じくらいリスナーにも注意と配慮を要する、ゆったりとした物語だ。再生が終わっても心に残り続けるアルバムである。
これはネイスがゴードンのギター・ワークの中で最も気に入っている曲だ。彼女はソロ・ライブを通じて自信を培い、ギタリストとして真に独自のスタイルを確立した。このデュオの連携ぶりを見れば、彼らが長い時間を離れて過ごしているとは到底思えないだろう。『The Switch』では、彼らのビジョンと集中力が真に一つに融合している。『Coming Apart』が闇の魔法だったとすれば、『The Switch』は光を扱う作品だ。とはいえ、この二つのアプローチが表裏一体であることを決して忘れてはいない。また、二項対立――黒/白、近/遠、感情/分析、身体/頭脳――は打ち破られるために存在し、物事の真実はその間のエネルギーの中にあるのだ。